アヒルが飛んでいる所を見たことがありますか?
と聞かれると、ほとんどの人はアヒルが空を飛ぶ所を見た事は無いと思います。
マガモは空を飛べるのに、改良されたアヒルは飛ばないのは何故なんだろうと思った事は無いですか?
一般的には飛んでも不思議は無いのに、飛べないのはどんな理由があるのか気になりますよね?
そこで今回はアヒルは本当に飛べないのか?飛べないなら、その理由は何か?について調べてみました。
アヒルは空を飛べない?
アヒルって空は飛べないのか?
アヒルが空を飛んでいる所を見た事がある人は少ないので、ほとんどの人は飛べないと答えると思います。
ですが実はアヒルも飛べます。
遠くへ飛ぶ事は出来ませんが、数メートルほどはアヒルも飛べるんです。
でも、他の鳥の様に遠くへ飛ぶ事は出来ないし高く飛ぶ事も出来ません。
どんな感じに飛ぶのかと言うと、低空飛行で必死に羽根を動かしやっと飛んでいると言った感じです。
もともとはマガモの改良品種ですので、家畜化されていなければアヒルも他の鳥の様に飛べていたのです。
人が家畜化した事によりアヒルは飛ぶ事が不可能になりました。
何故、飛べなくなったのか?
では何故、アヒルは家畜化された事によって自由に空を飛べなくなったのか?
理由がいくつかあります。
◎体に合っていない翼
◎アヒルが重いから
◎飛び方を知らない
◎飛ばない様に改良された
などの理由があります。
家畜化していくうちに、羽根の大きさに比べると体が大きくなり過ぎて飛べなくなったと言われています。
そして家畜化した事によって体が大きくなり過ぎると同時に、体重も増えて重くなり過ぎたりした事も飛べない理由の1つにあります。
もともとは野生のマガモを狭い空間で飼い慣らしていくうちに体が大きくなり、掛け合わせていくにつれ飛ぶ事を知らない個体になってきたと言われています。
飛ぶ事を知らない同士が卵を産んで孵化しても飛び方を教える事が出来ない為、そのヒナも飛ぶ事が出来なくなってしまいます。
その結果、水掻きが大きくなり『あしひろ』とよばれ、アヒルと言う名前に変わりました。
まとめ
アヒルも数メートル程度は飛べますが、ほとんど飛ばないと言っても良いでしょう。
飛ばなくなった理由も、人が家畜化し体が大きく重くなり過ぎて飛べる体では無くなった為で、本来は飛べる鳥だったのです。