冬場に越冬の為に日本へ飛んでくる白鳥。

池などに浮いていたり、人へ近寄ってくる愛くるしいアヒル。

どちらも水鳥の仲間で池や沼などに浮いていたりしますが、アヒルと白鳥の違いって何だろう?と思った事は無いですか?

成鳥になれば見分ける事が出来るほど見た目に違いがありますが、生態や食べ物などの違いはあるのか?など疑問を感じますよね?

そこで今回は、アヒルと白鳥の違いについて調べてみました。

アヒルと白鳥の違いって何があるの?

アヒル 白鳥 見分け方 違い

アヒルと白鳥は同じ水鳥の仲間で池や沼に集まり水面に浮いていたり水浴びをしたりしていますが、アヒルと白鳥の違いって何だろう?

まずは、その違いについて考えましょう。

アヒルと白鳥の違いは分類が違います。

アヒルは生物学的に言うとカモ目カモ科マガモ属に該当しますが、白鳥はカモ目カモ科ハクチョウ属に属している水鳥です。

単純にマガモ属かハクチョウ属の違いですが分類が変わってきます

アヒルは野生のマガモを逃げない様に飼い慣らしてきた事で生まれた水鳥です。

人に飼われているアヒルは雑食で人が食べる物なら何でも食べ、しかも大食漢。

野生化したアヒルは草の新芽や昆虫などを食べて生きています。

白鳥はアヒルと同じカモ目カモ科ですが、マガモから派生した物ではありません。

カモ属には7種の白鳥に分かれています。

・オオハクチョウ

・コハクチョウ

・コブハクチョウ

・クロエリハクチョウ

・ナキハクチョウ

・コクチョウ

・カモハクチョウ

に分かれていて、日本へ越冬する為に渡ってくる白鳥はオオハクチョウとコハクチョウの2種類です。

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アヒルと白鳥の見分け方は?

アヒルと白鳥の見分け方は良く見ると違いが分かりますが、どっちがどっちなのか判別出来ない事がありますよね?

そんな時の為に見分け方を紹介します。

一緒に成鳥が並んでいたら、ハッキリと分かります。

・白鳥の方が大きい

・首が長い方が白鳥

・アヒルの雛は黄色で白鳥はグレー

・アヒルの口は黄色で白鳥は黒

白鳥の成鳥の体長は約150~180くらいと人間の大人ほどあります。

アヒルは、その半分程度の大きさです。

また白鳥はアヒルより首が長いので判断が出来ます。

アヒルの雛は黄色く嘴も黄色っぽい感じですが、白鳥は薄いグレーで嘴は黒い事が多いので見分けられます。

童話のみにくいアヒルの子でも知られていますが、アヒルの中に白鳥の雛がいると色が暗いので判別がしやすいです。

まとめ

同じ水鳥の仲間ではありますが、アヒルと白鳥は別の種類です。

違いや見分け方が分かれば、池などに散歩に行って見つけた時に子供に聞かれても答えられますよね。

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