アヒルがペットとして飼われる様になったのは、まだ最近の事で昔は家畜として飼育されていました。
家畜として飼育されていたアヒルは、主にペット・食用・採卵・羽毛採集などで一般的に掛け布団の中のダウンなどは水鳥のダウンを使ったりしていますので実は身近な存在だったんです。
ペットだったり布団だったりと人間の身近な所に存在しているアヒルですが、他には肉だったり卵だったり人と関わりがあります。
では、アヒルの卵や肉は美味しいのか?
また栄養はあるのか?
今回は、アヒルの卵や肉について紹介します。
アヒルの卵や肉は美味しいのか?栄養は?
アヒルは古くから人間と関わってきていますが、アヒルの肉や卵を食べたなんて人は意外と少ない様な気もします。
どんな味がするのか?
美味しいのか不味いのかも分からなければ、栄養があるのかどうかも分からない人は多いのではないでしょうか?
卵を食べるとしたら鶏の卵が1番多いと思いますが、アヒルの卵も昔は食べられていました。
好みにもよると思いますが、アヒルの卵は鶏の卵より味が相当落ちてしまいます。
戦後など、食料を今の様に簡単に食べられない時代にはアヒルの卵は良く食べられていましたが、鶏の卵が普及してからはアヒルの卵は影を潜めました。
大きさは鶏の卵の約2倍くらいで、特徴としては白身より黄身の方が多いです。
気になる栄養の部分は、鶏の卵と比較してみると約2倍のビタミンAと約5倍はあると言われるビタミンB12があり、栄養価はとても高くその分、カロリーも高いので痩せたい人には好まれないかも知れません。
味は好みにもよりますが、少しクセが強い感じがします。
アヒルの卵料理は何があるのか?
気になるアヒルの卵料理はどんな物があるのか?
作ろうと思えば何でも使えるとは思いますが、代表的な物をいくつか紹介します。
◎バロット・ホビロン
簡単に言うと孵りかけの卵を茹でた食べ物。
卵と鶏肉の中間の様な味で好き嫌いが分かれます。
日本には食べる風習が無いので、見た目で諦める人が多い食べ物。
◎皮蛋
アヒルの卵を強いアルカリ性の条件で熟成させた食べ物。
アンモニアや硫化水素を含む独特な匂いと刺激的な味を持っています。
これ以外にも鶏の卵と同じ様に作れますが、どちらかと言うと一品の料理と言うより卵黄をたくさん使うカスタードとかカステラ、プリンなどのお菓子に向いていると言われています。
まとめ
味は鶏の卵より相当、落ちますがお菓子作りには向いています。
バロットや皮蛋など見た目でパスする人が多いとは思いますが、食べてみると意外と思っていた物とは違う発見が出来るかも知れませんね。