テレビCMを見てアヒルが欲しいな、と感じた人は少なく無いと思います。
実際に飼う前にアヒルについて色々と調べると思いますが、調べていくうちに1つの疑問に辿り着きますよね?
『アヒルと鴨の違いって何だろう?』『アヒルとガチョウの違いって何だろう?』知っている様で知らないアヒルと鴨とガチョウの違い。
今回は、アヒルと鴨・ガチョウの違いや交配は出来るのか?などを紹介します。
アヒル・鴨・ガチョウの違い
アヒルってもともとは鴨の改良品種なら違いは無いのでは?そう思っても不思議はありませんよね?
ガチョウとは違いがあっても鴨とはそんな変わりが無いと思う人の為に、違いについて調べました。
アヒル
アヒルは鴨が家畜化されて食肉や卵、羽根などがたくさんとれる様に改良された水鳥です。
生物としての分類はマガモと同類とされていて、60cm前後の体長で4~5kgくらいの重さになります。
家畜化がされ始めたのは、ヨーロッパや中国が初めだと言われています。
家畜化されるうちに飛ぶ能力が衰退し、飛んでも数メートル程度しかとべません。
卵は薄緑色の卵を年間150~200個ほど産むとされてます。
鴨
鴨はアヒルと同じカモ科の水鳥です。
マガモ・コガモ・オオガモなどは冬鳥として良く見かけられます。
マガモの体長は60cm前後で、翼を広げた長さは個体差もありますが80~100cmにもなると言われています。
卵は白く平均で10個程度を産むと言われてます。
ガチョウ
ガチョウはカモ目カモ科ガン亜科の鳥。
体色がアヒルと似ているけど別の種になります。
ガチョウは野生の雁(ガン・かり)を飼いならし家禽化したものです。
粗食に耐えながらも成長が早く、肉や羽根は良質な物を持っています。
アヒルと交配すると?
アヒルとマガモを交配したものが合鴨(アイガモ)と言うのは有名な所ですよね。
アヒルとマガモの交配して出来た合鴨は、アヒルとマガモに似ている部分が多くあります。
食性だとマガモは植物性の雑食でイネなども食べる事があります。
アヒルは雑食でイネなどは食べません。
合鴨は植物性の雑食ですがイネは食べません。
性格もカモは警戒心が強いですがアヒルはおっとりし、合鴨は基本的におっとりしていますが警戒心も強い中間の性格です。
アヒルとガチョウはガチョウの先祖が雁なので交配は無理だと思います。
大きさも違うし食性も違います。
そもそもが種類が違うので色々と合わないでしょう。
まとめ
アヒルと鴨には似ている部分がありますが、ガチョウに関してはそもそもが違う種類です。
アヒルとガチョウは見た目は似ていますが、アヒルは大人しい性格ですがガチョウはどちらかと言うと攻撃的な部分があります。