アヒルは、もともとは食用だったり羽根だったり、人が利用する為に改良された品種の鳥です。
新しく生まれる命もあれば尽きる命もありますがアヒルの繁殖ってどんな感じなのかは、いまいち分からない部分ですよね?
産まれた卵はどれくらいの日数で孵化してヒナが誕生するのか?いつ頃に繁殖活動をするのか?どれだけの卵を1年で産むのかなど分からない事ばかりですよね。
そこで、アヒルの卵が孵化するまでの日数や繁殖などについて調べてみました。
アヒルの繁殖期ていつ?
アヒルそのものは良く知っていても、その生態については知られていないアヒルですが、繁殖期っていつなんだろう?と思ったりした事はありませんか?
言われてみると、アヒルはいつ繁殖期を迎えて卵を産むんだろうと思うはずです。
アヒルは、早春から秋にかけて繁殖期をむかえます。
と言ってもどのアヒルも同じかと言えばちょっと違います。
アヒルはメスで生後6ヶ月程度で卵を産む事が出来ますが、繁殖が可能になる性成熟は8ヶ月前後辺りからになります。
オスはメスより少し時間がかかってしまいますので、メスが卵を産んでも無精卵の可能性が高くなります。
発情期は早春から秋にかけてで、場所を問わずオスはメスを巡って争いを始めたりします。
産んだ卵はどれ位の期間で孵化する?
アヒルが繁殖期になり卵を産んだら、どれほどの期間でヒナになるのか?
アヒルは年間で平均すると200個程、卵を産むと言われています。
2~3日に1回産むペースですね。
特に春に盛んに産み、卵はニワトリの卵より少し大きく薄い緑色をしており産み落としてから約1ヶ月程度でヒナになります。
これは順調に抱卵をしてくれたらの期間であって、アヒルの中には抱卵しない個体も多くいます。
そんな時は孵卵器(鳥や爬虫類などの卵を人工孵化させる装置)で孵化させるのが一般的です。
産んだ卵が有精卵か無精卵かを見極めるのは、卵を見ても分かりにくいです。
有精卵か無精卵かを見極めるには、抱卵後か孵卵器で1度温めたら明かりを消してライトを卵の下から当てると血管が透けて見えてきます。
血管が見えたら有精卵で、何も見えない時は無精卵となります。
まとめ
アヒルの卵は抱卵後、約1ヶ月程度で孵化をしヒナが誕生します。
メスは約8ヶ月程度から繁殖が可能になりますが、卵を産むのは半年くらいしてから産み始めます。
基本的に抱卵をしますが、中には抱卵しないアヒルも居るので増やしたいなら孵卵器で人工的に孵化を目指しましょう。