アヒルを飼育していくためには、できるだけ野生に近い方がストレスフリーで、楽しく生活できます。
少しでも野生に近い状態を保つために、屋外での飼育に的を絞って話していきます。
いったいどんなものを準備すればいいのでしょう。
ペットとして飼育していくために準備するものは?池はどうするの?
アヒルと池は切っても切れないようなイメージがありますが、ペットとして飼う際にはどんな工夫をすればいいのでしょう。
そこで今回は、アヒルの屋外飼育について少しずつ紹介していきたいと思います。
アヒルをペットとして屋外で育てていくには?
屋外にアヒル専用の小屋を準備し、柵で囲いをしましょう。
アヒルは水上で生活する鳥ですから、歩くのはあまり得意ではありません。
ですから、でこぼこのない水平な場所で飼育するようにしてください。
群れているのが好きな鳥ですが、オスどうしだとケンカに発展することがあるので注意が必要です。
餌は、ニワトリ用の配合飼料、パンくず、キャベツ、トウモロコシなど栄養バランスを考えて与えましょう。
アヒルは、水を飲む量が多いですから、毎日、新鮮な水を準備してあげましょう。
アヒルは、体が大きく排泄物の量が多いため、しっかりと丁寧に掃除してください。
季節によって、注意点がいくつかあります。
夏は池の水が濁りやすいので、しっかりと管理を行い、飲み水も1日2回は交換しましょう。
冬の晴れた日には、日光浴をさせましょう。
アヒルのために池の代用として使えるアイテムは?
常識的に考えて個人宅に池があるところは、それほど多くはありません、あったとしても少数でしょう。
そこで丸いプラスチック製の衣装ケース、コンクリートを混ぜるための容器などを池の代用として使用していきましょう。
できる限り広い方が池に近いものとなりますが、お庭の都合もありますからそこは事情に合わせてお考えください。
水遊びをアヒルにさせることのメリットは主に2つあります。
まず、陸上とは違った遊び方をすることができることです。
もともと水際に暮らすマガモが原種ですので、ストレス解消にもつながります。
次に、身体を清潔に保つことができる点です。
水浴びをすることで身体についた虫を洗い流したり、羽についた汚れを落としたりすることができます。
池の代用品は、しっかりと掃除を行い清潔に保っていくことが前提となります。
朝から水浴びさせてる\(^o^)/#アヒル #Duck pic.twitter.com/zFDLRxpdrX
— イファルナ@Fenrir鯖 (@ifaruna_ahiru) 2017年7月2日
まとめ
屋外でアヒルを飼育していくためには、小屋、柵、水飲み場などが必要になってきます。
場所に余裕がある場合は、池に似せた場所を作ってあげると、ストレス解消や寄生虫の予防にもつながります。
可愛いという思いだけではダメで、改めて生き物を飼うことの大変さを感じさせられました。