アヒルと言えば鳴き声を思い浮かべる人が多いと思いますが、行動面にも特徴が見られます。
では、いったいどんな鳴き声を発し、どんな行動をとっているのでしょうか?
アヒルの日常に、今回は少しずつ迫っていきたいと思います。
アヒルが発している意味は?鳴き声や行動で判断していくために!
性別による違い、また住む場所による違いは見られるのかを調べていきます。
また、アヒルに見られる独特の行動についても紹介していきます。
どんな鳴き方をするの?鳴き声に地域差が?
オスとメスで鳴き方に違いが見られます。
オスは、「ギーギー」または「クェクェ」と低い鳴き声を発しますが、メスは「ガーガー」と強く自己主張をします。
人に馴れたアヒルならば、餌をもらったり、飼い主さんの後を追ったりする際に、甘えたような声で鳴くこともあります。
英国と言えば、一世を風靡したデイビッド・ベッカムの話すコックニーや、クイーンズイングリッシュなど言語における違いが有名です。
そんな英国である調査が行われ、アヒルの鳴き声に地域差が見られることが分かりました。
ロンドンのブルーカラー層が多い地域では荒々しい鳴くことが確認されています。
一方、イングランド南部のコーンウォールでは軟らかい鳴き声で意思疎通を図っているそうです。
どんな行動をとるの?
これは有名な話ですが、生まれてから初めて見たものを「親」と認識します。
親と認識したものの後をついて回り、野生の個体では生きる術を学習していきます。
アヒルは自分の縄張りを決める習性があるため、ある行動をとります。
小屋から出すと、羽ばたきをした後で、いつも縄張りの見回りを行います。
その後で、自分が決めたお気に入りの場所で休みます。
このような行動は、1日に数回行われます。
アヒルは規則正しい生活を送る習性がありますから、餌を与える時間も変えないようにしましょう。
成鳥になれば、同じ時間に起床し、餌を食べ、水浴びをし、休息をとり、動き回るといったリズムで生活を行います。
まとめ
アヒルは性別によって鳴き声が違ううえ、海外においては居住地域によって鳴き方に異なりがあることが確認されています。
行動面については、規則正しいリズムをもった生活を行い、自分のテリトリーを決めて行動しています。
こうしてみると、アヒルの姿に人間の姿が重なってくるような気がして吹き出しそうになりました。