ある日、ペットのアヒルが足にケガをしていたら・・・。
びっくりしてしまい、きちんとした対応ができるでしょうか?
ケガではなく、他に何か症状は見られないでしょうか?
そこで今回は、アヒルの足にまつわるトラブルについて調べていきたいと思います。
アヒルの足に現れるトラブルと、その症状の特徴を調べてみよう!
大きく部位を足の裏と、足全体の2つに分けて、どんな症状が考えられるのか、いろんな可能性を考えていきます。
少しでも愛するペットと長くいられるように、そのための一助となれば幸いです。
足の裏にケガしていたら、考えられることは?
まず、遊んだり、走ったりしているときに、傷つけてしまったことが考えられます。
2次感染のおそれがありますから、患部をさっと水で洗い流し、鳥を専門とする獣医さんに診てもらいましょう。
次に、バンブルフットのおそれがあります。
アヒルは食用として改良されたため太りやすい体質で、全体重を2本の足で支えることになります。
そのため、足の裏に相当の圧力がかかり、皮膚が固くなってしまうことがあります。
固くなったところを傷つけてしまい、そこから炎症を起こすことも考えられます。
できるだけ早めに動物病院を訪れて、適切な処置を受けましょう。
足に浮腫が見られた場合に、考えられることは?
アヒルの足の一部がふくれていたら、「関節炎」の疑いがあります。
特にシロアヒルは身体が大きく、成長するにつれてその可能性が高くなると言われています。
膨らんだ箇所にともなう痛みが出れば、歩き方がどこかおかしくなり、地面にお尻をつけていることが多くなります。
早い段階では見た目から分かりませんが、病院で検査してもらうことで分かります。
病気が進行してくると、浮腫の状態がひどくなり、化膿してしまうこともあります。
活発に動くことが少なくなることで、食事量も低下し、免疫力の低下を招いてしまいます。
運動量の多いオスよりもメスの方に、このような傾向が見られます。
まとめ
足の裏にケガをしていたら応急手当をして、獣医さんの診断を受けましょう。
また、足の一部にしこりが見られた場合は、関節炎のおそれがありますので、早めに受診するようにしてください。
飼い主さんにできることは、迅速な対応ができるように知識をしっかりと蓄えていくことです。